耐熱・強化ガラスの特徴とアイテムの製作風景
●トライアッドオーブのガラスアクセサリーが
割れにくく急熱・急冷に強い理由(わけ)
私たちが日常的に使用しているガラスの食器や調度品はほとんどが通常ガラスです。
その印象からどうしてもガラス製品は、「割れやすい」「急な温度変化に弱い」「危険」といったイメージが先行してしまう傾向にあります。
したがって、長時間に渡って身に着けるアクセサリーの素材として不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、トライアッドオーブのアイテムに用いられているのはボロシリケートガラスと呼ばれる耐熱・強化ガラスですから、全くその心配には及びません。
一般的に耐熱・強化ガラスというと、ティーサーバーやグラタン皿などを始め、幅広く用いられている「パイレックス」が有名ですが、これはアメリカ・コーニング社のガラスの単なる商標名にしかすぎず、ボロシリケートガラスと同じものです。
また、ボロシリケートガラスは「割れにくい」という重要な特徴とともに「軽さ」も備えているため、アメリカを中心に装身具に適した造形素材として広まっています。
※参考:『バーナーワーク』(ほるぷ出版)

●自然界のスピリットと人の手によるガラスのアート
一つひとつがガラスアーティスト手作りの“作品”です!!
木や花、光(色)の情報を水に転写させたエッセンスのバイブレーションはそこに在るだけで周囲に波動を放ち続けているものです。
影響は半径数十mの範囲にまで及ぶと、具体的に話す作り手さんもいます。
その特徴を利用して身に着けることで自分にも周囲の人たちにも癒しの波動を贈ることができるばかりでなく、アクセサリーとして十分な魅力を備えたペンダントを開発しました。
フラスコや試験管のような理化学器具を作る工場ではなく、感性にあふれたガラスアーティストさんによる手作りにこだわっているのもそのためです。
野菜やくだものに丹精を込めて作った農家の人たちのエネルギーがこもっているように、ガラスのアイテムにもその作り手の真心が入っているものだから・・・。
それは、純粋なエッセンスのバイブレーションを受け取ることを妨げたり、特定の方向に誘導するようなものではなく、癒しのアイテムとしての質を高める要素の一つだと考えています。

●エッセンス入りペンダントができるまで
エッセンス入りのペンダントを例にとれば、まず材料として加工前のチューブ状の耐熱・強化ボロシリケートガラスを、約2,000度の炎を出すバーナーで溶かし、少しずつ成形していきます。
そのプロセスの中でステンレス棒などの器具を使って繊細なラインの造形を施したり、細い棒状の色付きガラスを接合するなど、デザインが形作られることになります。
次に、開発において最も困難を極めた作業がエッセンスを封じ込める工程でした。
エッセンスは主に水とアルコールから成る液体ですから、高温のガラスに流し込む作業は危険も伴います。あっという間に気化するエッセンスの分量とガラスに封をするタイミングを見きわめるには相応の時間が必要とされました。
最後は、ゆっくりと熟成させるように冷却する時間をとって完成です。

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